店舗内装工事の知りたいこと

現場調査の重要性

確かな専門知識をもって現場調査をしなければ、思わぬトラブルに後悔することも少なくはありません。
 
一部ですが 実例を挙げました。
物件が見つかり、坪単価は?と あわてる前に... 
 《A様の場合 ・・・ 》 
飲食店ご開業計画。物件はビル3階 歯科医院の跡地。
立地条件、広さなど気に入られたそうです。
 
現場調査に入るなり、歯科設備は 残されたまま。
業態が違うため、全て撤去 解体しなければ始まりません。
 
設備工事も歯科と飲食では大きく異なります。
ビルエレベーター利用では解体搬出作業を行うにあたり、ビル側の条件も提示されます。
これでは物件は安価でも、予想外の費用増大になりかねません。
《 B様の場合 ・・・ 》
カフェご開業計画。事業計画も細かく試算されておられました。
工事費用も予算内に収めたいところ。
 
「 むき出しの天井の色塗り替えは簡単ですか? 」
と、お問い合わせをいただき、㎡数や状態を拝見させていただきました。
 
実際現場調査に入ると中華料理店のあとで、天井にはこってりとした油のこびりつき。
先ずは油を排除する工程を入れなければ塗料はのりません。換気扇も現状使用は厳しいようです。
これでは予定外の出費が嵩んでしまいます。
《 C様の場合 ・・・ 》
物件はビル地下階です。
 
商業施設として利用されていなかったためか、給排気設備のための開口がありません。
壁に穴をあけ、地中を掘って外部に出すなど、何らかの方法を思案し設備を追加する必要があります。
 
このような場合は建築物の工事となりますので、許可を申請することから始めなければなりません。
■ 数多く色々なケースを見てきておりますので、できる限りにお応えしております。
 
現場調査の際に、その場で初めて分かることもたくさんあります。
 
■ 工事条件が困難な場合の代替案など、日々考え、努力しております。
 
■ お持ちのイメージとご予算をしっかりお伝えください。
 
■ 事業主様との信頼関係を築き、誠意をもってお話しさせて頂くことからはじまります。